美肌成分ヒアルロン酸と美白ケア






美肌成分ヒアルロン酸と美白ケア

ヒアルロン酸は、豊胸手術に使われたり、コラーゲンと同様に、加齢でお肌上に表れる小ジワやほうれい線などを解消するためのエイジングケア法として、お肌に直接注入するヒアルロン注射、また、サプリメントの主成分として配合されていることなどで、ご存知の方も多いと思います。

シワやほうれい線などのエイジングケアに使われるヒアルロン酸注射

また、アンチエイジングエステ、フェイシャル(美顔)エステ、脱毛エステなどの各種エステサロンでも、施術前後のスキンケアで、お肌の保湿力やハリ・ツヤを出す効果があることで幅広く使われています。

このように、スキンケアやエイジングケアだけでなく、総合的な美容成分としてヒアルロン酸が利用されている1番の理由とは、ヒアルロン酸が持っている特性の保水力の高さにあって、1gのヒアルロン酸は、その6000倍に当る6000g(6L)の水分を蓄える能力があるためです。

そして、ヒアルロン酸は、お肌の層で言えばコラーゲンと同じ真皮層に存在してるのですが、コラーゲンはタンパク質の一種であるのに対して、ヒアルロン酸はムコ多糖類と言われる糖質の一種になります。

ヒアルロン酸とコラーゲンには密接な関係があるので、どちらか一方に偏って摂取するのではなく、両方をバランス良く摂取することが大切です。

ヒアルロン酸と美白ケアの関係

また、肌内部に含まれて保湿力やターンオーバー促進などに必要なセラミドやコラーゲン等と同じように、ヒアルロン酸も成分補給をしなければ、加齢によって肌内の含有量は、どんどん減ってしまいます。

大人の約20倍のヒアルロン酸を肌内部に持っている赤ちゃん

たとえば、充分なハリや弾力などが備わった美肌を『プルプルの赤ちゃん肌』と表すことがあります。

これは、生まれて間もない赤ちゃんは、大人に比べ感染症などに対する抵抗力が弱いので、それらの点を補うために体内の保湿力を高めておく必要があるので、成人の約20倍と言われる量のヒアルロン酸を肌内に蓄えているためです。

そして、身体が成長して全体的に抵抗力が高まることで、20代まではゆるやかに肌内から減少していきます。

しかし、古い肌細胞から新しい肌細胞に再生させているお肌のターンオーバーに必要な期間が2ヶ月近くになる40代を境に急激に肌内から減少が進んでしまい、50代後半になると肌内のヒアルロン酸含有量は、20代の半分近くまで減少してしまいます。

ターンオーバーに必要な期間が長くなるということは、お肌の保湿力やハリ・ツヤを出す為の成分を含んだ新しい肌細胞に再生する期間が長くなることと同時に、肌内でシミやくすみを作り出してるメラニン色素を肌外に排出させる期間も長くなってしまいます。

美白ケアとお肌のターンオーバー

このように、ヒアルロン酸もコラーゲンと同様に、直接的にお肌の美白効果を出す成分ではありませんが、美白効果を引き出すことに重要な根本的な部分から、肌コンディションを整えるという面では必須の成分と言えます。

特に、40代の美白ケア50代の美白ケアには、美白効果を出す成分だけでなく、加齢で肌内からの減少量が多くなる成分を補給されることは、美白ケア効果を高めるだけでななく、エイジングケアにも重なるので、ヒアルロン酸やコラーゲン、そして、セラミドなどの成分を、ご自身の肌コンディションに合わせて上手に摂り入れてください。

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